ブイブイいわせるぞ

ブイブイ~!!

大学生一人旅 パリ④ 勝手にヴェルサイユ競歩大会

パリ3日目

 

ヴェルサイユ観光にどれくらい時間がかかるかわからなかったので、朝いちでCのメトロに乗ってヴェルサイユへ。電車は二階建てで大きかったです。invalidの駅で乗ったのですが、ヴェルサイユ行きの電車が来るホームが二つくらいあって、案内をよく見ておく必要があります。基本人が沢山いるホームがヴェルサイユ行きだと思います。

これはパリ市内から郊外へ向かうので、ticket t+は利用できないみたいなんですが、行きは観光客のミスがよくあるみたいで(私もしました)ゲートを通してくれました。(いつもokなのかは分かりません)

 

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駅に着いたら若干宮殿と距離があります。500mくらい歩いて荷物チェックを受けて長い列に並びます。ミュージアムパスでも優先入場はできないみたいです。

 

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日本語のオーディオガイドを借りて順々に見学していきました。どこも人が多いですがやはり太陽の間や王妃の間、鏡の回廊などの有名な部屋以外は通過するだけの人も結構いました。部屋ごとにオーディオガイドが流れるので、一つ一つ聞いていくとかなりの時間になります。

 

椅子などの家具は王政が廃れた際に全てオークションで売られてしまったので、現在展示されている全てのものは、(もちろんそれらも歴史のある価値のあるものですが)レプリカ的なものだそうで、そこはがっかりしました。

西洋って本当にキリストモチーフの絵画ばっかりなんだなあ、と思いました。笑

 

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お土産屋さんもマリーアントワネットモチーフのかわいい雑貨が沢山あって、日本人受けしそうでした。このあと広い庭園を鑑賞しながらマリーアントワネットの別荘であるプチトリアノン宮殿に移動しようと思ったのですが、訪れた日が休日でパリミュージアムパスでは庭園に入れない日でした。

なので庭園に入るのに€10と移動バスで€15(大体)必要だったのですが、あまり天気が良くなかったのもあり、けちって庭園を見ずにぐるっと回ってプチトリアノンを目指すことにしました。のちのちこの選択を公開することになります笑

 

一度宮殿を出て、プチトリアノンへ向かいます。バスでも出てるかなーと探したのですが、近くまで行ける路線は今年7月で終了した見たいでバス停にお知らせが張られていました。庭園の中を歩けばほぼ直線で行けるのですが、周りの道路を進んだので5kmくらい歩きました。笑 若いうちしかできない旅行だなと思いましたね。

 

あんまり人もいなかったので、昼間ですが用心して歩いていくと、プチトリアノンに就く前に敷地へ入る門がありそこで荷物検査を受けます。近くで自転車を貸してくれるところがあったのですが、30分€7(!?)を見て諦めました笑(これも使っとけばよかった...) 

敷地入ったらすぐだろ!と思ってたらそこからも長い!2.5kmくらいかな?宮殿近くの庭園ではなく森って感じでした。あと広大な草原に牛や羊が放牧されていました。誰が飼育しているんだろう?

 

ひたすら歩き、やっと到着。ミュージアムパスを見せて入ります。

 

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建物自体はこじんまりとした印象。しかし家具や壁紙、楽器など女性らしくセンスがいいかわいいものが集められた空間でした。ヴェルサイユ宮殿よりもリアルなマリーアントワネットの趣味が良く分かりました。

 

そして...なんと...ここからさらに歩きます笑 王妃の村里に行くために小さな道を進みます。すぐ隣にあるんだろ?と思っていたのですが意外と距離がありました泣 いくらぴちぴちの21歳でも疲れます(さらに帰りの道のことを考えると...) ここはもう他の交通手段はないのでよぼよぼのじいさんでも気合を入れて歩くしかありません。ある意味平等な場所です。

 

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よく見るとリスがいる

 

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ついに到着した!のですが、時差ボケと足の疲れによる眠気が限界に達した為、近くまでは寄らずに景色をたのしめる芝生で1時間昼寝しました。

日本だとそこらへんのくさっぱらで寝ていると!?て目をされますが外国は各自至る所で勝手な事をしているので気楽ですね。

ヴェルサイユ宮殿にいた時は小雨が降っていたので地面は若干濡れていましたが、太陽はかんかん照りで日焼け止めを塗らなかったのを後悔しました。

まだまだ寝たかったですがヴェルサイユは退散することにし、同じ道を引き返すのでした...雨じゃなかったことだけは幸い。

 

駅について、初めてticket t+ではだめだったことを知り新たに切符を買いなおします。

電車に乗ったのですが、アクシデント発生!

なぜか電車が発車せず、電車の中にいた人が急いで他の電車に移動していきます。何が何だか分かりませんが私も移動し無事席をゲット。電車はすぐ満員になりました。

その電車も全然動き出しません。そしたらgoogle map にフランス語で何やら警告文が。

翻訳機にかけてみると、その路線で私が乗車したくらいの時間に線路内立ち入りがあり、ダイヤが大幅に乱れているとのこと!

私はいそいでいるわけではないので、とにかく理由が知れて安心しました。google mapありがとう!

 

しばらくして動き出しましたが、ものすごいゆっくりとしか進まない!次の駅で列車が詰まっているからでしょうか?

結局40分で着くところ1時間30分くらいかかりました。

 

パリにもどった時点で午後16時くらいでした。あと一つくらいミュージアムパスを使いたいということで、シャルトル大聖堂へ。

 

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1階

 

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2階に上がる

圧巻でした。一つ一つの窓が違うストーリーを表しており、全体的に紫にまとまった厳かな空間はずっと眺めていたいくらいでした。

ところどころ装飾が剥げていたり、通路であるらせん階段が本当に狭くて、ずっと昔から使われていたことを実感できました。ここはミュージアムパスを持っていれば優先ラインで入れるのもあり、すごーく良かったです!!

 

このあと一旦ホテルへ戻り、foukというぐるなびみたいなサイトで最後の晩御飯をどこにするか決めました。やっぱり最後はフレンチがいいなーということで、まあまあお値段のするレストランを予約。

予約時間に着くと、「ここじゃないよ!」と言われ。よく見たら全然違う場所に来てしまいました笑

でもやっぱりあのお店に行きたいので、予約を取り消して向かいます。

予約必須と書いてあったのですが、19時で全然空いていました。本当に古き良きパリのレストラン、といった感じの趣味の良い店内。観光客はおらず、地元の上品なマダムやカップルが多くて場違い感がすごかったです!笑

メニューはセット割みたいなのもあったのですが、私は一つ一つ注文。

前菜は海鮮の盛り合わせ、メインが牛肉ステーキ、副菜(デザート?)はチーズの盛り合わせ。ワインがいいんだろうけど一人で帰るのにお酒入ると注意力散漫になっちゃいそうで、フルーツジュースを頼みました(美味しかった)

 

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前菜からボリューム多すぎて、チーズの盛り合わせは少ししか食べられなかったです...もったいなさすぎるwww

お会計は8500円。いいお値段です。正直この値段だせば日本ならもっといいごはん食べれるなと思いましたが、物価が高いし思い出ということで!

ごちそうさまでした。

 

お店を出たのは22時。まさかの逆向きのバスに乗り20分経つまで気づかないトラブルはあったものの、無事ホテル到着。バスでも夜は怖かったですがメトロよりは全然いいと思います。

 

最終日終了!