ブイブイいわせるぞ

ブイブイ~!!

誰のおかげで飯が食えていると思ってんだ

お久しぶりです 就活がひと段落つきました。

 

面接を受けていく中で「長期的なライフプランを教えてください。」と聞かれたことが何回かあります。「定年まで社会の第一線で活躍したいです。」と答えると「女性でなかなかいないよね。珍しいね」と言われることがありました。(その返答にも若干もやりましたが...)

 

これは本心です。なぜ働きつづけたいと思うのか、自分で深く考えたことはなかったですが、私が飽き性なので家庭以外に自分の居場所を作りたい、自分のお金で趣味を思う存分に楽しみたいからだと考えていました。

 

そんな中、Twitterで話題になっていた「夫の扶養から抜け出したい」という漫画を見つけました。サラリーマンの夫から稼ぎがないことを理由にモラハラ発言をされ、主婦の主人公が自立しようと奮闘する話なのですが、これが私の両親そっくりだなと思ったのです。

 

少し私の家族の話をします。私の父は地方公務員で母は結婚前は契約社員、結婚後は専業主婦でしたが私が小学校に入ってから短時間のパートをはじめました。母のパートは時間的拘束は少なかったので家事分担などは私の知る限り変わらず0:100でした。父は時折自分は料理が上手いんだ!と言っていましたが記憶する限り18年間で2回しか食べたことがありません。(ちなみに私も家族に料理をふるまったことはありません。ごめん...)

母は社交的で明るい代わりに抜けているとこをがあり家事はそこまで得意という感じではなかったです。父は公務員らしく仕事は真面目にこなしているようでしたが家ではずっと寝ころびながらテレビを見ていました。休日に家族サービスはしていましたが母は外出が逆に疲れるようでした。

 

私は既に実家を出て時間が経っているのですっかり忘れていましたが、私の父は母に対して漫画の夫と同じように「誰のおかげで飯が食えているんだ」「不満なら俺と同じくらい稼いでみろよ」「誰の為にこんな仕事してると思ってるんだよ」「ママ友とランチとか無駄な買い物すんなよ」等々モラハラ発言を時折していました。本当に同じセリフを吐いていました笑仕事で嫌なことがあったときに八つ当たりしている感じでしたね。暴力はないですがすごい大声で、こんなやつが教師か?と思いました。

 

当時は子供だったので「ママかわいそうだな~、大きな声怖いな~」としか思っていませんでしたが、今なら何も言えない母をかばって言い返すかもしれないですね。

 

確かにお金を稼いで家族の生活を支えてくれているのはありがたいですが、家事や学校・隣組の行事などこなしてくれているのは母です。母がいなくなれば家庭は崩壊するでしょう。結婚するということは自分ひとりだけでなく他人とともに一つの家庭を作り人生を共にしていくということ。自分たちで「僕は仕事、君は家庭を」を決めたのなら「誰のおかげで飯が食えているんだ」なんてなぜ言えるのでしょうか。

一度家庭に入って職歴にブランクがある、子供がいる女性の再就職の難しさなど男性には理解できないのでしょうか。ただでさえ年齢が上がるにつれ採用してもらえなくなる傾向があるのに、若くして寿退社してしまいろくなスキルを持たない女性が夫と同レベルの収入を得たいと思ったら、資格を取るか長時間労働に耐えるかでしょうか。現実的には資格の勉強時間も育児に追われ満足に取れなかったり、たとえ再就職できたとしても子供の送迎や急な連絡に対応する為非正規の仕事に就く方が多いでしょう。

 

上に挙げたモラハラ発言のほとんどに母は言い返せず黙っていましたね。で後からそのストレスを子供である私にぶつけられるという。笑

 

そんな記憶が強く残っているから、私は「舐められたくない、男と同じように仕事がしたい」と思い、面接での発言につながったのだと思います。

そもそも結婚も子供もあまり望んでいませんし、もし結婚するとしても「自分が何かあって生活を維持していけなくなった時の為に保険としてパートナーがいると安心だな、逆にパートナーに何かあっても家庭が二馬力なら大丈夫だし」という理由しか結婚するメリットを見いだせていません...

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そんな感じだよ ではまた